十二代 中里太郎右衛門窯
1950年〜60年代頃の、唐津の窯元、中里太郎右衛門窯、陶房作品です。
当時は、人間国宝 中里無庵、十三代中里太郎右衛門、中里重利、中里隆氏が所属しており、昭和の唐津焼黄金期を築いていた時代と言っても過言ではありません。
その中でも、今日入手困難な作品をご紹介できることになりました。
長年使用され、唐津焼本来の経年変化による凝縮されたかの様な作品です。
今後おそらくこの様な作品が入荷する事はないと思います。
アーカイブとして、記事にする事にしました。
朝鮮唐津四方向付
直径14.3cm 高さ4cm
斑唐津輪花向付
直径12cm 高さ5cm
絵唐津5寸皿
直径14.5cm 高さ3.6cm
粉引豆鉢
直径8cm 高さ3cm
絵唐津皿
直径18cm 高さ4cm
絵唐津向付
直径12cm 高さ7cm
当時使用されていた土、釉薬、筆の運び、そして轆轤。
どれも当時の勢いを感じれる唐津焼だと思います。
また令和になり、使われることによって息を吹き返せば、より魅力的な器へ変化していくでしょう。
次世代に向けて、残して行きたい作品ですね。
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